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千種伸彰『Self Cast!』動画という手段について。


セルフキャスト! ~ビジネスを加速させる動画配信


 何を信頼するかという判断基準は、マスメディアが全盛であった時には「量」が、しかし今では「質」がものを言うようになった。街中に溢れているから信頼する、という形から、大切な人が推薦するから信頼をするという形へと変わってきている。
 
 だから今の時代、アクセス数を稼ぐことだけを目指しても意味はない。例えばあなたが不動産や車といった高額商品を扱っているとする。アクセス数を稼ぐには広告をたくさん出すことも一つの手だが、それですぐ商品が売れるかというと、実はそうではない。
 
 あなたは車の中でも中古車を販売しているとしよう。ある時代のアメリカのコルベットとか、イタリアの古いアルファロメオとか、ちょっと変わった特殊な車を扱うのが得意で、部品の整備が得意だったとする。その場合、単に車が欲しいと思っている大多数のユーザーではなく、アルファロメオやコルベットが欲しいと思っているマニアックなターゲットにつながらないと実際には売れないはずだ。同じ車でも、国産のトヨタが欲しいとか安全なボルボに乗りたいなどと思っている人は、アルファロメオを見てもなかなか買ってくれないだろう。
 
 その意味では、「自分はこのアルファロメオの整備にこれだけ愛情を注いでいる」ということが伝わるビデオを作ればいい。「自分でもフォルムが気に入っている」とか、「この走りが好きでたまらない」など、自分はアルファロメオが大好きなんだということを表現すれば、同じようにアルファロメオが好きな人の心に、その動画は刺さるはずだ。そうして、アルファロメオが欲しいと思う人が見に来てくれれば、例えば300万円や500万円の商品であっても売れるだろう。
 
 この本はプロジェクト8の講座で出会わせていただいた上田透先生の動画の講義の内容を深めるために購入した。上田氏の講演が秀逸だったためだ。例えばこんな話を聞くことが出来た。「一分の動画は、3600ページのウェブページの説得力に匹敵する」というもの。「レッドブルのCMにはレッドブルがほとんど出てこない。優れたテクニックやパフォーマンスを見せるアーティストやアスリートをサポートすることで、レッドブルのイメージを向上させている。その手段として動画が最適である」ということ。「電話営業のようなプッシュ型の宣伝手法はもう通用しない。みんな、そんなものは、うっとうしく感じてしまうから。これからはレッドブルの様な気持ちを掻き立てられるプル型のPR手法を取ってゆく必要がある」というもの。感情を掻き立てるための手段として動画という表現手法は非常に優れている。動画をつくる環境が整った今、それを使わない手はない。 
 
 税理士の山田悦且(よしかつ)先生はこう述べる。「経営者にアドバイスをして、『それいいですね』と感動してくれる人は伸びてゆく」。感動は人を成長させる原動力である。だから自分の思いを形にして、隣人と共に感動を味わうことの意味は深い。
 
 上田先生は、動画の再生回数を伸ばすためのキーワードを二つあげている。それは「社会性とユーモア」だ。辻村泰宏先生はこう述べる。「価値とはつながり」である。価格競争に陥るのではなく、価値を提供し、人とつながってゆくために必要なことこそ、社会性とユーモアなのではないか。
 
 これからの商売は、自分の愛することに共感を得ないことには始まらない。そして、感動を高められれば高められるほど、事業は人と共に成長する。自分の愛することを表現すること。その手法は今、動画の時代へと突入しつつある。
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